車高バランスとストロークバランス |
元々の状態(TEIN推奨?)では、前後のストロークバランスが良くありませんでした。
初めは強化スタビのせい?と思ったのですが、計測してみるとスタビはそれ程悪さをしていません。
スプリングレートも少々役不足な感じです。(まあ、そうしないと乗り心地がだせないからでしょうが・・・)
今回はダンパーのO/Hに加え、ツインスプリングに合わせて減衰力の仕様変更も行いました。
スプリングレートは元々の約2倍へアップし、前後共ツインスプリング化を行いました。
レートを倍増させても乗り心地は向上している自信はあります!!
フロントはswift製メインスプリング+ヘルパースプリング(元々リアに装着されていた物)
リアはswift製メインスプリング+オリジナルプライマリースプリング
組付けの上で重要なのは、前後の車高バランスとストロークバランスです。
これは全長調整式車高調でないとコントロールし難いです。
全長調整式にヘルパースプリングを使うのは、リバンプストロークをコントロールする為です。
リバンプストロークは多ければ多い程良いという訳ではありません・・・必要な量をコントロールする事が重要
なのです。(過去ブログ参照)
全長調整式車高調は、車高とストロークをそれぞれコントロール出来ます。
そういう使い方をして、初めて「使いこなしている」と言えるでしょう。
このGDB・・・私的にはイメージ通りに出来上がりました。
オーナーさんのイメージに合うでしょうか?
そうそう、このバランスに合わせたアライメントも重要です!
車の動きをイメージし、それに合わせた味付け(アライメント)をする・・・アライメントは料理の調味料みたいなモノですね♪