2011年 03月 21日
BaseM Spec Suspension for S2000 |

BaseMオリジナル商品としてHP等で紹介している訳ではありませんが、S2000用に関してはオリジナルSPECの商品が存在します。
過去に当ブログで軽く紹介した位でしょうか?
乗り心地は上質かつしなやかで、ノーマルよりも突き上げ感はマイルドなくらいです。
トラクション性能は言うに及ばず、機械式LSDに頼る必要性は有りません。
サーキットでのラップタイムも実証済み。
「ストリートからサーキットまで」という曖昧な基準ではありますが、その両立に関しては他社製品に負ける気がしません。
その秘訣は・・・
ポイント①:前後共全長調整式
前後共ツインスプリング仕様になりますが、それを100%生かすには絶対に欲しい機能です。
スプリングのプリロード値と車高を独立してコントロール出来なければ、スプリングの性能を引き出せないからです。
ポイント②:減衰力調整2WAY式(リアのみ)
トラクション性能、旋回性能、そして乗り心地・・・これらの要素に対して各ステージ毎に細かく対応するには、伸び側減衰力と縮み側減衰力を独立してコントロールする必要性があります。
この2つのポイントを省けば価格はグッと下げられますが、より完璧に車高調を車高調として機能させるには、絶対に無くてはならない機能です。
特に全長調整機能については譲れませんね・・・スプリングを狙い通り機能させつつ車高でのハンドリングバランス調整を行うには絶対に無くてはならない機能です。
この2つの機能を搭載する為に、リアはホース別タン全長調整式になっています。


そして・・・
ポイント③:BILS製ダンパー
スプリング初期のマイルドな動きを阻害しない為にはガス圧の比較的低い高精度単筒式ダンパーが必要になるのですが、それを実現しているのはBILS製ダンパーです。
ツインスプリングのマイルドな動きに対して余計な邪魔をせず、ツインスプリング故に発生する強く独特な固有振動をキチンと減衰してくれます。
耐久性と剛性が非常に高い点も採用ポイントです。
軽さと放熱性を求めた結果として剛性が低くなってしまっているダンパーが多いのに対し、BILS製は重いですが、剛性に優れている為横方向の応力にも強く、どんなステージでも安定した性能を発揮してくれます。
S様、大変長らくお待たせ致しました!

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by Base_M
| 2011-03-21 13:17
| パーツ
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