2011年 Z-Challenge 開幕戦 |
参加及びご観戦の皆様、お疲れ様でした。
終日雨というあいにくの天気でしたが、楽しく出来ました。
路面は、コースに水溜り&川が出来るヘビーウェット。
こんな路面状況でレースをするのは何年ぶりだろうか?
しかも、自分のZ33をウェット路面でドライブするのは初めて・・・。
とは言え、ロースペックなマシンで戦う立場としては、雨の方がマシン性能の差が縮まるので、良い面もあるのですがね~。
ウェットデータが無いので、どうするか?をケインズさんと軽く相談しましたが、データが無い事を本番当日に行うのはリスクがあるので、セッティングはドライのままリアダンパーの減衰力だけ3クリック緩めコースイン。
(ちなみにスプリングレートは、F:20k+ヘルパー R:22k+プライマリー20k)
グリップ感は悪くない・・・ツインスプリング仕様はこういう状況では強い武器になります。
ストリートの快適な乗り味、サーキットでの運動性能、滑り易い路面でのトラクション性能はツインスプリングならではです。
まあ、長年ツインスプリングでセッティングを行っていますから、こういう状況でもそのメリットを生かせる勝算はあったんですが・・・。
予選は、クリアラップが初めの2周しかとれず、悔しい2番手。
あと0.4秒・・・行けた気がするんだけど・・・タラレバですね。
決勝グリッドは、予選別組とMIXで3番グリッドスタート。
スタートは計算通り確実に決め、トップに出る事に成功!
nismo車の松田次生選手に追われる展開へ・・・。
後続は皆こちらのクルマよりも40~50psエンジン出力が上回り、ストレートが速い車両ばかり。
ストレートで抜かれない為にはコーナーで引き離すしかありませんが、旋回速度を上げるにはこの路面状況はあまりにリスク多過ぎ!
大きなミスはしませんでしたが、6周目バックストレッチで並ばれてしまい2位転落(泣)・・・そのままチェッカー。
車両スペックの差と、相手がnismo&松田次生さんという事を考えると上出来ですね♪(悔しいですけど・・・)
ケインズファクトリーさんと共に仕上げてきたサスペンションの仕上がりの良さは実証出来ました。
・ストリートでの快適性
・サーキットでの様々な状況での安定した高い運動性能
・誰もが操り易い操作性
これらを高次元でバランスさせる事が開発テーマでしたので、その通りの良いサスキットが出来たと思います。
同じモノを装着するお客様も昨日のレースを終えて、「とてもスライドが分かり易くて、乗り易かった」とおっしゃっていました。
昨日お手伝い&応援頂いた方々、ありがとうございました。
ケインズファクトリー様、ありがとうございました。
予選車載(クリアのとれた2周)
決勝車載(スタートから2周)